大手ハウスメーカーの欠陥住宅!!

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1億超えマイホームに数十ヵ所の欠陥が…契約者が告発「住友林業には裏切られた気持ちでいっぱい」

4/20(日) 8:00配信

FRIDAY

30回を超える修繕

Aさんの自宅の屋根裏に無造作に置かれた断熱材。十分な断熱性が発揮できない可能性がある

「大手だから安心と思って住友林業に依頼したのに、出来上がったのは欠陥だらけの住宅でした。

床下浸水や断熱材の破損など、外部の調査会社から不具合と指摘された箇所は19ヵ所にも上ります。

上物だけで1億3000万円かかっているのですが、最大手のハウスメーカーを信頼して安くないローンを組みました。

今は裏切られた気持ちでいっぱいです」 

【階段が斜めに…】住友林業が建築した1億超えの「欠陥住宅」衝撃の内部写真 

大阪市在住の50代男性Aさんの夢が詰まった3階建て4LDKのデザイン住宅は、’22年11月に引き渡された直後からトラブル続きだったという。 「通常なら、引き渡す前に家全体を清掃する『洗い』という作業があるのですが、これが不十分だった。天井やトイレに作業による汚れが残っていて、タオルで拭くと真っ黒になった。住友林業の責任者に連絡して『洗い』をやり直してもらいました」 ところが、清掃が終わると、今度はもっと深刻なトラブルが見つかった。

天井の木材がズレて左右に段差ができていたり、トイレの洗面ボウルが斜めに設置されていたり……。 

「不具合が見つかるたびに住友林業に連絡して修繕してもらったのですが、修繕箇所は30ヵ所を超えました。

決定的だったのは、家の中に設置したエレベーター。メーカーの定期点検でエレベーターの床下浸水が発覚しました。

部材が錆びていたんです。原因を調べたところ、水切り(住宅の基礎部分に雨水が入り込むのを防ぐ部品)が機能をしていませんでした」 不信感でいっぱいになったA氏が’24年9月に外部の調査会社に住宅のチェックを依頼すると、ネジの打ち損じや床下のコンクリートのひび割れ、シンク内の水栓からの水漏れなど、修繕した30ヵ所とは別に19ヵ所の不具合が発見されたという。

 「階段は左右の高さがズレていて斜めになっていたし、屋根裏の断熱材はまるで放り投げられたかのように無造作に置かれていました。調査会社の方も『こんなに不具合がある住宅は見たことがない』と驚いていました」 ◆「まだまだローンは残っている」 現在、A氏は建て替えも視野に入れて、弁護士を通して住友林業と交渉を続けている。 「実際に家を建てたのは下請けですが、監督責任は住友林業にある。現場責任者はいったい何をしていたのか。大手なら安心だと思って依頼したのに本当に信じられません。19ヵ所の不具合が発覚して以降は怒りが収まらず、住友林業とは弁護士を通じて交渉してます。

いまも私は、不具合が残ったままの家で家族と暮らしています」(A氏) 30ヵ所を超える手直しをしたのは事実か。その原因は何なのか。あらためて19ヵ所もの不具合を指摘されたことをどう受け止めているのか。

FRIDAYデジタルの取材に住友林業はこう回答した。 「個別のお客様との対応については回答を差し控えさせていただきます。また、仮にお客様との間で問題が生じた場合は、個別に話し合いをしながら誠意を持って対応しております」 

実際に工事を請け負った下請け会社は、FRIDAYデジタルの取材に以下のように回答した。 

「住友林業さんが関わっている物件ですので、こちらからコメントすることはありません」 

A氏が75歳を超えてもローンは続くという……。